2010/03/10

『AppleとGoogleの与える業界へのインパクト』by 中島聡氏



5日前ほどのUstreamで放映された非常に分かりやすい講演です。
中島氏のソフトウェアエンジニアとしての視点からの意見かなり勉強になる。


エンジニアの心を掴む風土がAppleにはある。
ソフトウェアエンジニアが働きたい会社なのか
エンジニアを大切にする文化を有する会社なのか否か
それで会社が成功するかが決まる


SonnyもAppleのようにデバイスまたぎの会社になるべき ps3 、psp
Googleは市場を大きくするため
全人類がよりネットに対する依存度を上げる
先進国→発展途上国にも


エネルギー分野にもGoogleが進出する理由が見えてくる巨大なデータセンター
インフラを構築して
Smart Grid により通信コストが下がることによって
デバイスの値段を下げれるOS,CPUその他ハードで競争を起こさせて
全てをコモディティ化して、値段を下げる。


Googleの野望
なぜgoogleがchrome os や andorid os を無料で提供するのか?
これが見えてくる。


参入障壁を下げている。全ては人類全体のネット依存度を上げるため。


google に踊らされてデバイスを販売しても、どっちにしろコンテンツやサービスで差別化しないと売れない。Googleのデバイスの上に乗ったサービス、コンテンツで勝負しないと勝てない。


Apple はデバイスが収入源、itunesは差別化要因
ソフトウェアのDNAを有す。
App storeとAndroid store に対する本気度は違う
androidはキャリアごとにストアが出来ても全然構わない。


中島氏は本能に従うならこれからもiPhoneアプリもやり続ける
今ならgoogle app engine


貪欲なタイプのエンジニアはみんなそこに行く
ビジネス的にも、楽しみという点でも

エンジニアの心を掴むかどうか
ソフトウェアならapple
サーバーならgoogle


一応、軽くまとめてみました。