オープンデータを活用した滋賀県(大津市)の観光スポットなどをナビゲーションするiOSアプリを作りました
アプリの概要
※オンライン状態でGPS機能をONにしてください。機能一覧:
- 市営駐車場
- 観光名所
- 社寺
- 市営駐車場
- 公衆トイレ
- ホテル(小休憩用)
- 花火大会当日用ゴミ箱 ※現在は花火大会終了しているため、使えません。
上記スポットを選択するとマップにピンが立ちます。- 徒歩と車でどのくらい時間がかかるかの表示(デフォルトで車となっています)
- テーブルのダブルタップで目的地への3Dルート案内
- スポットのWeb案内
- 目的地までの方角コンパスとリアルタイム距離表示、方位磁石付き
※マップにピンが立たない、表示されない時はしばらく経ってからアイテムを選択してください。
技術的な話
オープンデータとはなに?という詳細は割愛させてもらいますが、ざっくり言うと国や公共機関などが所有、管理するデータをアクセスしやすい、誰でも活用しやすい形に加工したデータです。そして、そのWeb上のデータをつなぐ(linkする)ことで、新しい価値を生み出そうとする取り組み、総称をLOD(Linked Open Data)というそうです。LODはWebの創始者Tim Berners-Leeが提唱しています。
最近テレビでも鯖江市などのオープンデータの活用事例が放映されていたり、今後かなりアツい分野であることは確かです。
公開されているオープンデータの取得方法
RDFで書かれたメタデータを検索するためのクエリ言語「SPARQL」を使用しています。
滋賀県のホテルリストの取得方法
ホテルリスト表示APIからObjective-cでスクレイピングしています。
スポットの画像取得
オープンデータで定義されていないものに関しては、
Google Image Search APIにて非同期で取得
最後に
京都でオープンデータはないのかと思い、調べたところ、オープンデータでの形式はないようです。京都市 観光・モビリティ・防災 オープンデータ
https://kyoto.smartercity.jp/
全国の状況はというとこんなのを見つけました。日本のオープンデータ都市数
http://fukuno.jig.jp/2013/opendatamap
2014/09/05日現在で45です。 まだまだ少ないといった印象ですね。