☆『クラウドフォン』が業界地図を塗り替える:Wireless Wire
2015年までにクラウドフォンが現在の携帯電話機メーカー業界を一変させるという。
要するに同期にはiPhoneのような母艦(Mac)が必要となるスマートフォンは多いが、
PCがなくても、Gmail、GoogleMapなどのクラウドが提供しているサービスやアプリケーションを利用できるAndroid端末のクラウドデバイスがクラウドフォンの先駆者だということだ。
もちろん、iPhoneでもGmailやGoogleMapは使えるが、PCのiTunes Storeでダウンロードした曲を同期せずにiPhoneに取り込めるかというと、これができない。
周知の事実だが、一つのデバイスには一つの曲、アプリというわけで、複数のデバイスで同じコンテンツを楽しむことができないのだ。
☆夏にiTunesがクラウド化するという記事もあるが、
もし実現するとしたら、1曲100円の楽曲を複数のデバイスで利用することができるのだから、楽曲を提供しているレーベル側からすると、利益が上がらない。
レーベル側は楽曲の値段を上げて、販売せざるを得ない。
アカウント乗っ取りやコピーなんてことは容易になってしまうかもしれない。
ただこれからはクラウドフォンの時代といっても、いくらクラウドでどこでもwebアプリや webサービスが享受できたとしても、実際におもしろいコンテンツがなかったら、ただのクラウド=実態のない雲のような存在にすぎない。
現在のApp storeとAndroid Marketのアプリの質、量を比べれば、それは明らかだ。
そういった意味ではAndroidアプリの開発はまだまだゴールドラッシュになりうるのかな?